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開催日時
2011 年5月7日(土)〜6月5日(日)
12:00〜19:00(最終日は17:00まで)
月・火曜日休廊
展覧会について
永田惇哉は、1987年に鳥取県で生まれました。2011年に東京造形大学造形学部絵画専攻領域を卒業。2010年に「酸化したリアリティー/群馬青年ビエンナーレの作家たち」(群馬県立近代美術館)に出品。当画廊での2回目の個展となる本展では、新作の絵画作品約10点を展示予定です。
「絵を描くことは虚像を定着させる一種の行為だと思いますが、その虚像の劣化が一つのテーマです。虚像は常に劣化と関わっています。虚像に変換される際の劣化、記憶の状態での劣化、定着される際の劣化、定着された物の劣化などです」。永田のコメントからは、作家自身の制作の問題意識に留まらず、イメージにまつわること、知覚すること自体についての、アグレッシブな探求が伝わってきます。
本展は、弊廊移転後初めての展覧会です。新スペースのこけら落としにふさわしい、新鮮なエネルギーに満ちた空間をご期待下さい。
〈作家コメント〉
私が一つの絵を完成させたとき、どこかで違う絵は消滅しているのでしょうか。
私たちの前には常に新しい時間が訪れていますが、あふれだした時間はどこへ行くのでしょうか。
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